もう長い間、ずっとベッドに横たわる我が子の横にいて、
どうやったら気持ちを立て直すことができるだろうかと、
悩んでいる親御さん、いらっしゃるかもしれません。
何かしなくては…と、いてもたってもいられないような気持ちになることもあれば、
時には無気力で、何をする気にもなれない時もあるかもしれません。
そうした心の波がいくつも繰り返して押し寄せるうちに、
心のセンサーをわざと鈍くしている方もいらっしゃるかもしれません。
でも親が悩んでいる間にも、こどもの心は育っているのだと感じられるお話が、
佐々木志穂美さんの著書(※)の中にありました。
※佐々木志穂美(2006)
『さん さん さん〜幸せは、いろんなかたちでそこにある〜』新風舎
日々のお世話、それはお子さんが心地良く過ごす上で役立っているけれど、
身体のみならず心を育てることにつながっていく…
それがしみじみ感じられるエピソードです。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
家族の気持ちが行き詰まった時
「7年越しの贈り物」
http://www.lana-peace.com/1/1-2-064.html
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