それはご家族にとって、どれほど苦しいことでしょう。
「いつかきっと、目を覚ます」と希望を持ち続ける一方で、
「このままお別れかも…」と思う気持ちが、交錯し
胸が掻き乱されるような時間だと思います。
そしてそのまま、お子さんが目を覚ますことなく逝ってしまったら…
でも眠っているように見えていたお子さんは
実は深いところで癒されていたのです。
アメリカの脳神経外科医エベン・アレグザンダー先生の本(※)の中に
そうしたお母様のお話が登場していました。
※エベン・アレグザンダー, トレミー・トンプキンズ著, 白川貴子訳(2015)
『マップ・オブ・ヘヴン―あなたのなかに眠る「天国」の記憶』早川書房
お母様の得られた不思議な経験は、
きっと旅立つ前に、言葉を交わすことのできなかった
お子さんからお母様への贈り物だったと思います。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
悲しみで心の中がふさがった時
「安らぎと愛に包まれて眠っていた息子」
http://www.lana-peace.com/2/2-1-052.html
【こどもに先立たれた家族のために 亡くなる前のお子さんの心の平安の最新記事】