2016年02月10日

チョウチョが元気に育つために(足立区生物園)

先日訪れた東京 足立区生物園ですが
美しい蝶がたくさん舞っている温室については
こちらで取り上げましたが
美しさの陰に、職員さんたちの大変なご苦労がありました。
蝶の飼育の研究室のお部屋の前に
解説がありましたので、ちょっとご紹介いたします。

1)食草を育てる
チョウの幼虫のえさのために大きな温室が4つもあるそうで
その温室には食べるための草が1,300鉢もあり、
毎日水やりを朝夕2回しながら、元気に育っているのか
チェックしているそうです。
そして除草剤や殺虫剤を使ってしまうと、
チョウの幼虫によくないため、
手作業で雑草抜きやアブラムシ退治をしているそうです。

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2)手作りエサを作る
チョウが食べる草が足りなくなってしまうと
手作りのエサをあげるのだそうです。
そのレシピは次の通り。
用意するものは
@しっかり乾燥させた食草の葉っぱをミキサーで粉末にしたもの
 (冷凍庫で保管してあるもの)
Aカイコの飼育用の人工えさ
B水
C愛情!
@+A+B+Cを混ぜて、レンジでチンして、乾燥。
(これは1週間冷蔵庫で保管OKなのだとか)

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3)大活躍!冷蔵庫
冷蔵庫の中にはその他のえさもいっぱい。
蝶の種類によっては花の蜜よりも、樹液が好きなものもいるそうで
樹液の代わりに乳酸菌飲料や焼酎をあげているそうです。

タテハチョウの仲間は腐った果物によくあつまるので
バナナなども用意しているそうです。

DSC02407.jpg

そうやってあんなに元気いっぱいで
美しいチョウチョが育っているんですね!
職員さんたちが頑張りも、温室の中で感じられると
チョウチョの見え方も変わってきます。
愛情いっぱいで育ったチョウチョです。
そのせいか、なんだか人懐っこいチョウチョが多いです。