2015年12月21日

本阿弥光悦「花卉摺絵新古今集和歌巻」(MOA美術館)

MOA美術館(静岡県熱海市)の「琳派の美 光悦・宗達から抱一まで」より
印象的だったものをご紹介。

木版金銀泥による竹の質感は、本物の竹以上に竹のような
感じを受けました。
濃淡と白とで表現していく竹の幹や節は
そこに命が宿っているかのようでした。

美術館に隣接した竹林の竹よりも
ずっと、存在感を放っていました。
それってすごいことだなあ。

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花卉摺絵新古今集和歌巻
本阿弥光悦
桃山〜江戸時代, 17世紀
34.1×全長907.0
MOA美術館(静岡県熱海市)所蔵
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posted by Lana-Peace at 00:11| アート / 歴史 絵画・彫刻・陶芸