2015年12月06日

木と色と形に込められた思い(ソウル 木人博物館 목인박물관 Mokin Museum)

2015年10月に訪れた韓国 ソウルの木人博物館。
韓国の葬送文化と歴史について知りたくて訪れました。
木人(モギン)とは、亡くなった方を墓地へとお連れする際、
棺をのせるために使われた「喪輿(サンヨ)」を
飾った木の人形のことです。
木人博物館は私設博物館ですが、
博物館名にもなっている「木人」だけでなく
「喪輿」を装飾した「龍首板(ヨンスパン)」など、
たくさん展示されていました。
一部、民俗文化に関する木工品や民芸品も展示されています。
館内には韓国語だけでなく、英語、日本語の説明表記があって、びっくりです!
当日、受付の方にたくさん質問をしていたら
日本語が非常に堪能なキュレーター劉 光淑(ユー カンスク)さんが
急遽、説明してくださることになりました。

この後、東崇アートセンター内のコットゥ博物館にも
行こうと思っていて、劉さんにお話したら
劉さんが「しばらく休館中ではないですか?」と教えて下さって
慌てて現地のHPを確認してみたら、確かにその通り。
リニューアルで長期臨時休館中でした。残念。
そして劉さんに感謝!

韓国と日本、国は違えども、
亡くなった方がしっかり守られ、寂しくないように…と祈る心は、一緒ですね。
そういう気持ちは、きっとあなたの大切な人に、しっかり届いているはずです。

詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
魂・霊と死後の生〜様々な思想〜 
「木と色と形に込められた思い〜ソウル 木人博物館」
http://www.lana-peace.com/2/2-3-056.html