2015年10月31日

アニメに登場する日本文化〜『まんが日本昔ばなし』「うぐいす長者」と尾形光琳

こちらで紹介した『まんが日本昔ばなし』の「うぐいす長者」のなかで
お茶売りの男性が、母親と美しい四人の娘が住む
お屋敷の中に通される場面があるのですが、
大広間で母親の着座する後ろに掲げられている屏風絵は
白梅と紅梅と、その間に渦のようなものが描かれていました。

この構図、どこかで見たことあるような?
たぶん、尾形光琳の紅白梅図屏風が元になっているのかなあ。
大人になったから気付くものの、
でもこの絵の美しさ、きっと何もわけわからず見ているこどもにも
きっと伝わるだろううな。

美しい日本庭園や美しい襖絵、彫の美しい欄間とか
とにかく、ほんの数秒しか出てこないところにも
日本文化の素晴らしいところが
「さりげなく」取り入れられているのです。

そうして当たり前のように、
見流してしまうようなものの中にも
日本の良さが出ているって、すごく贅沢で上質だなあと思うのです。

「うぐいす長者」はどうやら2回制作されたようで
1つは放送日が1977年2月19日
もう1つは放送日が1991年03月2日。
私が今回見た方は1977年の方。
1991年のものと見比べてみると、随分雰囲気が違います。
人それぞれ好みがあるでしょうが
私は1977年の方が好きだなあ。
前者の方が作品全体あたたかいイメージをうけるのは
絵のタッチや、同じ話でもセリフが違うからかな?

その詳細は別ページで。
posted by Lana-Peace at 19:22| アート / 歴史 本・映像