2015年10月26日

重要文化財 釈迦如来倚像   深大寺釈迦堂(東京 調布市)

先日訪れた東京 調布市の深大寺釈迦堂の
「釈迦如来倚像」は座って両足を地面におろしている姿です。
こちら重要文化財に指定されています。

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そこには平成27年奈良国立博物館開館120周年記念
「白鳳」展の説明板が掲げられていましたが
それによると両足を垂下する坐り方は
白鳳時代に流行したものだそうです。

そしてそちらには「7世紀」とありましたが
もう一つ掲げられていた別の説明板には
「天平5年(733)本山開創の頃の本尊仏と推定」との説明が。

細かいことはさておき
釈迦如来のお顔はとってもやさしい
ほっとするようなお顔でした。

DSC06494.jpg

とにかく千数百年もの時を経て
こうして、大事にされてきたものって良いですね。

釈迦堂開廟拝観は午前7時から午後4時半まで。
神代植物園公園の深大寺門からも近いです。

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釈迦如来倚像
銅造 鍍金
白鳳時代
東京 深大寺
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posted by Lana-Peace at 16:35| アート / 歴史 絵画・彫刻・陶芸