2015年09月21日

様々な距離を越えて、続く命 〜娘と息子に先立たれた土井晩翠夫妻のとった行動とは〜

お子さんに先立たれた後、言いようのない虚脱感にかられてしまい
何をする気にもなれないと仰る方は、多くいらっしゃいます。
そうした時「やらなければいけないこと」とは別に、
「やりがいを感じられること」に出会うことは、
そうした気持ちの沼から足を引き抜く上で役に立つように思います。

土井晩翠氏は先立たった長女照子さんや長男英一さんに夢の中で励まされ
ホメーロスによる古代ギリシヤの長編抒情詩『イーリアス』の
日本語訳に取り組んでいきました

また英一さんが臨終間際まで気にかけていた
ハンセン氏病患者さんの支援のために、土井夫妻は病院慰問を行いました。
孤児や孤独な老人への支援として、年の瀬には白米を贈ったり
照子さんの母校への土地の寄贈も行いました。

奥様の八枝さんが書かれた照子さんの回想記や
照子さんに関する講演によって、多くの人々が感化され、
そして立ち直っていった若者がいました。

お子さんへの思いは、多様に形を変え、
命を宿して生まれ出ていきます。
そうした可能性を選択できるのは、親御さんの気持ち次第。
そう思うのです。


詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
悲しみで心の中がふさがった時 
「様々な距離を越えて、続く命」
http://www.lana-peace.com/2/2-1-049.html