そのすぐそばに歌碑がありました。

「手のひらに 豆腐をのせていそいそと いつもの角を曲がりて帰る」
何だかそのほのぼのとした情景が詠みこまれたこの歌、
歌人 山崎方代氏の歌です。
方代氏は戦争により、中途失明されたそうで(右は全盲・左は0.01)、
いろいろと苦労は絶えなかったようです。
そして時には孤独や寂しさが自分を押し潰しそうな夜もありました。
でも、方代氏は必ず夜が明け、朝の空気に触れると
気持ちを変えていかれたのです。
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たいせつな一日である起き出して外の空気を
はりたおす
引用文献:
山崎方代(1981)『青じその花』かまくら春秋社, p.154
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方代氏の生き方や考え方を知ると、
人はどんな状況でも考え方次第で、自分の人生を作り出していくことが
できるのだなあと思いました。
詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「あなたひとりのために」
http://www.lana-peace.com/1/1-1-082.html
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