2015年08月27日

三尊五祖の石庭(鎌倉市 光明寺)

鎌倉市の光明寺の本堂西側には
大賀蓮と錦蘂蓮(きんずいれん)が美しい記主庭園がありますが
本堂東側には、石と植栽で造られた三尊五祖の石庭があります。

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後列は少し小高い緑の山になっていて、
中央の一番背の高い大きな石が阿弥陀仏、
向かって左側は勢至菩薩、右側が観音菩薩
前列は左側に小石が敷き詰められて、
向かって左側から、記主、鎮西、法然、善導、
そして少し三尊の緑の植栽の続きに釈尊を表した石が配置されています。

お庭の左端から見てみると
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記主

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後列 勢至菩薩、阿弥陀仏
前列 鎮西、法然

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後列 観音菩薩
前列 善導

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釈尊

その手前に蛇行する石の配列は、基面が少し赤みがかっていて
きっと、この世の人間の生活している場所を表しているのかな。
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この世と救われていく世界が表されたというこのお庭。
蝉の声が響く中、本堂の縁側からその庭を拝見すると
何だかそこだけ、異空間のような感じがいたします。

亡くなったこどもたちが、このお庭で表されたような
緑豊かな平安で清らかな場所で、
守られて過ごせているといいな。

キリスト教の教会のステンドグラスは文盲の人々にも
神の教えと天の世界がわかるようにと
模様で表されたものですけど、
キリスト教には、この三尊五祖の石庭みたいな
世界観を表したお庭ってあるのかなあ?
posted by Lana-Peace at 10:01| アート / 歴史 公園・庭園