2015年05月12日

言葉にしなくちゃわからない

先日、あるお父様、お二人にお目にかかりました。
それぞれ別にお話をしてくださったのですが
お子さんの病気のこと、奥様のこと、
お子さんと自分たちの将来のこと、
たくさんのことを、奥深く考えていらっしゃいました。
若いのに、実にしっかりしているなあ…。

自分のお子さんには愛情や親としての責任感
そして奥様には愛情だけでなく
病気のお子さんを二人で守って育てていこうという
同志のような感情。
いろいろな感情を心の中に秘めています。

以心伝心とは言いますが、
でも、言葉にしないと伝わらないことって
実は結構多いもの。
それで、黙っているとお父様は
「何も考えていないんじゃないか!」とか
誤解されたりすることも、多々あるのでは。
世のお父様方は、
何かと損をしているかもしれませんね。

「言わなくてもわかってくれるだろう」という思いが
あるかもしれませんが
言葉にしなくちゃわからないことって
まだまだ多いなあ、という印象を受けます。
たとえどんなに仲の良いご夫婦であっても。

これまで仕事人間の方だったけど
一生懸命に仕事を頑張ってこられたお父様は
お子さんの病気をきっかけに
そうしたひたむきさが
お子さんを守ろうとする方向へ
より強く注がれるのかもしれません。
そこで見せる底力ってすごいです。

別に改まって話をする必要はなくて
普段から、ちょこちょこ、
心の中で思っていることを、言葉にすると
いつか大変な時期がやってきたときに
本当に一緒に頑張っていけるような気がいたします。

そしてお母様もどうか孤独にならないで。
今は「私がこんなに大変なのに夫はわかってくれない」
と思う気持ちでいっぱいかも…。
でも、本当はそうではないのだけど。
それもやっぱりお互い話してみると、きっと気付くはず。