2015年04月12日

「どうせ」はポジティブな変化の始まり

先日、書棚を整理していたら、ずっと手つかずで眠っていた本がありました。
ポール・ギャリコの『雪のひとひら』(※)です。
私の記憶の中では看護学校に入学して、教科書一式を購入したときに、
心理学の参考図書として入っていたような気もするし、
そのあと自分で購入したような気もするし…。
詳細はよく覚えていないのだけど、
いずれにしても、ちゃんと読んでいなかったわけで、
20数年ぶりに本を開くこととなりました。

※ポール・ギャリコ著, 矢川澄子訳(1975)『雪のひとひら』新潮社

そこに登場する「雪のひとひら」と「雨のしずく」のやりとりは
治療がうまく進まなくて、
「どうせぼく(私)なんて…」と鬱々とした気分で過ごすこどもたちに
読んでほしいなあと思いました。

自分は卒倒しそうなくらい震え上がっていたときも
そこに自分の強さを見出してくれる人がいることを知ってほしくて。

詳しくはこちらに取り上げました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと 
「どうせ」はポジティブな変化の始まり
http://www.lana-peace.com/1/1-1-077.html