2015年02月24日

古い時間が日常に溶け込む場所 ソウル 芳荑洞(パンイドン)百済古墳群

古い写真を整理していたら出てきたソウルの古墳の写真
こちら2011年の1月に訪れたときのものです。
もう日が暮れるという時間に到着したので
じっくり見ることはできなかったのですけれど
こちら解説板によると1975年から1976年にかけて
8基の古墳が調査されて、復元工事を経て、
1983年に公園として造成されたのだそうです。
内部調査されたときは盗掘の後だったそうですが
灰青色硬質高坏や壺が見つかったとのこと。

町の中にある公園なので、住居ビルが近くにあったり、
古墳の向こう側には教会の十字架が見えたりします。

公園内の道が整備されていたので
寒いけれどランニングしたり、散歩している人もいました。

きれいに整備されて、日常に溶け込むような公園。
古きものが現代の時間の中で、仰々しいわけではなくて
日常の一部になっているってすごく新鮮で、
何か町の度量の大きさみたいな感じを受けました。

盗掘されてしまったけれど、
本来、亡くなった方が大事に葬られていた場所。
誰かのやさしい気持ちが集められたような場所は
時間がたっても、その土地の持つ力のようなものは
変わらないのかもしれない。
何か人を大事に守り続けるような。

DSC02049.jpg

そういう場所はお天気の良い日に訪れると
何か心静かに考え事ができるかもしれません。

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芳荑洞百済古墳群
指定番号史跡第270号
統一新羅時代
ソウル特別市松坡区
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