2015年02月01日

200年前の心遣いが続くもの 向島百花園

昨日、東京都墨田区の向島百花園に行ってきました。
入口には春の七草の籠が置いてあったのですが、
よく読んでみると、いろいろなお話があるもの。

解説板によると、百花園が開園された当初の文化4年(1807)より
園主が年末に籠に植えた七草をお歳暮として
お世話になった方々にお届けしていたそうです。

時が変わって明治時代、その中に九條家(大正天皇の貞明皇后の御生家)
があったそうで、それがご縁で七草籠を皇室に献上するように
なったのだそうです。

毎年、向島百花園の職員が手づくりで育てた七草を
新年に皇室に献上しているそうですが
昨年の献上籠が「籠がもったいないから活用してください」と
返ってきたとのこと。
というわけで、向島百花園の職員が再び春の七草を植えたものが
展示されています。

200年前にはじまった心遣い。
それが今に続いているということ。
七草籠にはいろんな人の長い思いが詰まっているんだなあ。
そう思ったら、植えられた七草が
何だか誇らしげにそこにいるように見えました。

DSC00948.jpg
posted by Lana-Peace at 18:21| アート / 歴史 公園・庭園