2014年12月28日

ベー・チェチョル氏(배재철, Bae Jaechul)東京公演 2014(4)人との出会い

音声外科の世界的な名医である一色信彦先生は
「リハビリが有効になるように、
 努力が効果が出るように自分は踏み台を作った。」
そんな風に謙遜されていましたが、
本来とてもリスクの高かった症例。
それでも、一人の声楽家の力になろうとリスクを背負われた
一色先生もすごい方ですね。

そして、手術前のチェチョル氏の声を知って感動した
ボイス・ファクトリイ鰍フ輪島東太郎氏が
何とかしたいと一色先生との出会いを作ったことも
この回復には欠かせません。
人と人とのご縁が、人の人生を大きく変えていったのですから。

アンコールでは4年前からチェチョル氏と交流のある
日野原重明先生が紹介され、日野原先生が作詞作曲された
「愛のうた」を歌われました。
御年103歳でありながら、右手の杖と共にピアノに寄り添い、
チェチョル氏のそばで、その歌声を聴かれていました。
ピアノに寄り添ってずっと立っていた日野原先生は
チェチョル氏の歌声に合わせて、
左指でリズムをとっていらっしゃいました。
60歳近くもある年の差、生まれ育った国の差を超えて
良いものは良いと認め合い、互いに尊敬する
そうした姿が現れたシーンでした。
日野原先生も日本では大変有名な先生ですから
日野原先生を通して、チェチョル氏の存在が
もっと多くの方に知られると良いですね。

今回のコンサート内容は、インベスターズTV
12/31 20:00より配信が予定されているそうです(無料)
もちろん生の迫力には敵わないけれども
今、絶望しか見えていない人には
ぜひ、見てほしいです。
今、あなたと同じ時代に
こういう人が本当に生きているのだと知るために。
posted by Lana-Peace at 01:29| アート / 歴史 音楽