2014年10月15日

苦悩と共に精一杯生きる母の背中

大切なお嬢さんを病気で急に亡くされて4年のお母様、
昨日1年ぶりにお目にかかりましたが
本当に頑張って1日、1日を精一杯生きていらっしゃいました。

とても素敵な方です。
きっと駅のホームで隣に立った方は、そのお母様が
これまでどんなに大変な出来事の連続をくぐりぬけてきたか
想像もつかないだろうと思います。

この世に遺された家族は、遺された瞬間から
またそれぞれの人生が進んで行きます。
お子さんを亡くした悲しみから派生する、様々な複雑な苦悩。
それは決して一筋縄ではいかなくて、
いろいろな事情が絡み合っているけれど、
でもその苦悩を通して、また一段強くなるのだと思いました。
そこには凛とした美しさを伴っていらっしゃいます。
同じ世代の自分の目から見て、
そのお母様、本当にすごいと尊敬いたしました。

渦中のご本人は、そうした変化にはお気付きになられません。
でも第三者の立場で見ると、それがとてもよくわかります。
きっとお子さんがご家族を見守っていらっしゃるから
耐えて、乗り越えていく力を送ってくれているのだと思います。

お母様がお帰りになる際、その背中に「幸多かれ…」と
祈らずにはいられませんでした。