2014年09月21日

ヘミシンク「イントゥ・ザ・ライト」スペシャル参加 4-知識の領域

光の小さな粒でバームクーヘンの階層のようなものができているビジョンが浮かんだ後、
いきなりロッキー山脈の映像が浮かびました。
20代後半、病院を退職する前に思いきって一人で行った
カナダのレイクルイーズの麓の風景です。
退職の決断は自分にとってとても大きな決断だったのですけれど、
何か自分の人生の記念になることがしたくて、初めて一人旅で行った場所でした。
本に出ていた美しい湖の色に魅せられて行ったのですが、
あいにく4月のレイクルイーズは湖が凍っていて、とても見えるどころの話ではなく、
湖の周りのあたりも雪が残っていたので、仕方なく湖べりのホテルから麓の街の辺りまで
雪のない歩道を歩いて降りると、小さな川に美しい水が流れ、
その間の木々を縫うようにリスが自由に遊びまわっていました。

その川の場面がでてきたのです。

そこには看護学校に入学当初の校長先生だった方が現れました。
「あなたをガイドします」とおっしゃったので、びっくりしました。
一度も個人的にお話などしたこともない先生。
きちんと髪を整え、白衣を着た先生は、
にこにことほほ笑みを浮かべていたました。

CDのナレーションが光と1つになることを告げた時、
闇夜の雲の裏からぼんやりとした月光が射しこむような、
そんな影絵のような風景が浮かびました。

そしてその先生と一緒に川のほとりに座っているビジョンが浮かびました。
私は「私のこれからの人生、どうなっていくのでしょうか?」と問いかけました。

すると場面が変わって図書館のようなところにいるのです。
見上げると高さ5mくらいありそうな書棚がぎっしりと並ぶところで
建物の上から燦々と光が差し込んでいて、とても明るい場所です。
百科事典のようなかなり分厚い茶色い背表紙の本が、隙間なく並んでいます。
先生はこつこつと靴音を響かせながら、姿勢よく歩き、
私は後ろからついて行きました。

先生は書棚の真ん中あたりから、ある1冊の大きな本を取り出して、
私の前にあるページを広げてくださいました。
白く光り輝くページを、二人でそれをのぞき込みます。
先生はそのページを読めているようなのですが、
私にはそのページには何も見えません。

「私には読めません、分かるように教えてください」と言ったところ
「答えは自分でこれから探していきなさい。でももう道はあります。」と答える先生。
「それは病気のこどもと、亡くなったこどもと、その家族たちに役立つような道ですか?」
と尋ねると、先生はうなずいて、微笑みました。

そして次のように仰ったのです。
「たとえどんな道であろうとも、道は続いています。」
私は思わず「助けてくれますか?」と尋ねたら
静かに笑っていました。でもそれは深い肯定だという感覚が広がっていました。

そして先生の姿は大きくなりました。
本当の先生はとても小柄な方で、私よりも恐らく背の低い方だったように思いますが…。
そしてその時、私は先生の傘下に入った、一派に入ったような感覚を得ました。
どうやら先生は病気のこどもや亡くなってしまったこどものために
何かやろうとしている壮大な使命をもたれていて
その中の計画の一つを果たすために、私がツールとして使われ、働くようなのです。
そういうことが一気にぽんと浮かび上がりました。

そして先生は両手を広げて「ほらっ」というように私に見せてくれました。
先生の両手の中には白く黄色の発光体のようなものがあり、
そこから光が燦然と放たれていました。
「それは何ですか?」と聞いたら
「ハピネスです。」と。
戻る時間になったことを告げるガイダンスが入った時、
先生は静かに背を向けて、またこつこつと靴音を響かせて、
少し背中を丸めて考えごとをしているような感じでゆっくり歩いて行きました。

先生は看護学校の卒業式の時にお目にかかった後、
一度もお会いしていませんし、その後の消息も存じ上げておりません。
「なぜ、いま?」とても不思議な思いがいたしました。