2014年09月20日

大正7年の植林(箱根 駒ケ岳)

箱根の駒ケ岳ロープウェイ、
芦ノ湖側から山頂に向かうと、
途中、ゴルフ場の広々した芝生を過ぎた頃に、
整然とした木々の並びが見えてきます。
車内アナウンスによると、そこはどうやら国有林で
大正7(1918)に植林されたものだそうです。
今は高さ15-20メートルにも育っているとのこと。

100年近く前に植えられた苗木が大地に根付いて、
こうして立派な姿を見せているのだなぁと
空から感慨深く眺めました。
まるで日本美術の技法、吹抜屋台のようです。
同じように生えている森の中の木々も、
地面から見上げている時には気付かないけれど、
俯瞰図になると、植林した人の努力が見えてきますね、
はっきりと周りとの違いが分かるから。

植えた人の人生は、きっともう寿命を迎えているだろうけれど
植えた木は育ち、植えたという行為が100年後も伝わることは
その人の命までずっと生き続けているような気がいたします。

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