2014年09月18日

死の間際のこどもの心を救う神様の贈り物

あなたのお子さんが入院中、
仲の良かった同室のお友達が亡くなってしまった時、
お子さんはがっくりと気落ちしていたかもしれません。
せっかく仲良くなって、お互いの支えや励みになっていたというのに…
でもその友情は、ずっと続いています。
あなたのお子さんが亡くなった時、先に亡くなっていたお友達は、
あなたのお子さんが安心できるようにと遊びに来てくれることもあるようです。

アメリカの小児科医メルヴィン・モース先生の本
『死にゆく者たちからのメッセージ』(※)の中には、
そうしたことがわかる事例として、
カナダのブリティッシュコロンビア州パンクーバーにある
エナービー・バンクーバー総合病院の小児科准教授(当時)である
デビッド・スミス先生の報告と
アメリカ心霊研究会(American Society of Psychical Research〉の
創設者のお一人であり、またコロンビア大学で倫理学と論理学の教授
として教鞭をとられていたアーネスト・ハイスロップ先生の報告されている
1889年6月に起こったお話が登場します。

※メルヴィン・モース/ポール・ペリー著, 池田真紀子訳(1995)
『死にゆく者たちからのメッセージ』同朋舎出版

亡くなった友人との再会(ビジョン)は懐かしさをもたらしただけでなく、
死をむやみに怖れない心境をもたらしてることに気付くことができます。
死はただ居場所が変わるだけであり、すべてが消滅するわけではなく、
こうして必要な時にこの世の親しい人の元に現れることができるのだと…。
仲良しの友達との再会を通して少女たちが得た理解。
それは、死が近づいた少女たちを恐怖から守るよう
神様のもたらしてくれた贈り物かもしれませんね。

詳しくはこちらに書きました。

魂・霊と死後の生〜様々な思想〜 
「神様からの贈り物〜友との再会〜」
http://www.lana-peace.com/2/2-3-043.html