2014年08月25日

お子さんを亡くされた親の孤独を安らぎに変えていくために

お子さんを亡くされた後、
お子さんを通してつながっていたママ友達、パパ仲間の輪から
自分がはじけ出てしまったような気持ちになってしまうという方がいらっしゃいます。
決して周りの人から冷たくされたわけではないけれど、
妙に心は冷え冷えとして、底の見えない孤独に落ちていくという方も。
何か大きなところから突き放されてしまい、自分は一人ぼっち…
そういった拠り所のなさが、心の不安を助長することがあります。

孤独はある意味、自分の心と向き合う大切な機会でもあります。
でもそれがあなたにとって苦痛しかもたらさないのであれば、
その苦痛がどんどん増すのであれば、
その孤独はあなたをネガティブな方向に進ませてしまうことになります。

いっときでも良いから、孤独から解放され、安らぎを感じられる瞬間がほしいという方へ。
人間の感情は自分が作り出すものでありますが、
先日読んだ本の中にあるヒントになりそうなことが書かれてありました。
 ジル・ボルト・テイラー著, 竹内 薫訳(2009)『奇跡の脳』新潮社

アメリカの神経解剖学者のジル・ボルト・テイラー先生は左脳出血に倒れられ、
不思議な感覚を感じられるようになったそうなのです。
それは、ご自身と周りのものとの境がなく、同じ流れの中にいて、
まるでご自分の魂と宇宙が一つであるかのようで
「深い内なる安らぎ」が得られたそうです。
テイラー先生の場合、左脳の言語中枢および身体の境界を認識する
方向定位連合野が機能しなくなったため、起こった感覚ですが
健康な方も健全な方法で、そうした状態に至ることが
アメリカのアンドリュー・ニューバーグ先生らの研究によって明らかにされています。
それは祈りや瞑想によるものです。
集中した祈りや瞑想によって、左脳の言語中枢の活動が減少し、
次第に左脳の頭のてっぺんの後ろ寄りにある方向定位連合野の活動も減少し
大いなるものとのつながりが得られたような感覚が得られるのだそうです。
(安全な状況・安全な場所で行うことは重要です)

祈りや瞑想をしたからといって何が変わるのか、という声もあるでしょう。
確かにあなたが孤独を感じる根本の問題(お子さんの死という事実)を
解決してくれるわけではありません。
でも、純粋に何か一心不乱に祈る時には、
他の感覚を感じるような心の余裕はでてきません。
それだけに集中する時間を持つことができます。
孤独の渦の深みにはまっていこうとするあなたの手をつかみ、
あなたがそれ以上落ちていかないように引き留める時間を
与えてくれることになるのだと思います。

それは、あなたの心に静かな滋養をもたらします。
もうさんざん傷つき、苦しみ、孤独だったのですから、
あなたはそれを時間をかけて癒す必要があるのです。

あなたの心の安らぎが、
これからの活力へつながりますように。

詳しくはこちらに書きました。

悲しみで心の中がふさがった時 
大いなるものとのつながりと安らぎ
http://www.lana-peace.com/2/2-1-037.html