2014年08月03日

「小田日和」から考えるグリーフケア 7. 彼方まで続く新しい関係性

大切な方に先立たれて悲嘆にくれる方を支援するための学問として
「グリーフケア」というカテゴリーがあります。
そこでは「再配置」という考え方があります。
亡くなった方のことを、心の中で改めて認識しなおすことによって、
生まれる苦しい感情を変えていくとでも言いましょうか…。

「会える、連絡を取り合えるはずなのに、今迄そうだったのに…」
というこれまでの認識から、
「今は一緒にご飯を食べたり、電話で声を聞くことはできないけれど、
とても愛している大事な我が子」という認識へ変えることによって、
お子さんはあなたの心の中に新しい居場所を得られたことになります。
そしてあなたはお子さんのことを思うとき、会えない辛さが身に沁みるというよりも、
お子さんへの愛情が溢れるという気持ちになることでしょう。

これまでそのように「再配置」について考えていたのですが、
小田和正氏の歌「彼方」を今年の6月、
初めて和歌山のコンサート会場で聞いた時に、
もっと別の考え方もあるのではないかと思うようになったのです。

再配置とは死によって起こった事情の変化を
自分に新たに認識させることではなくて
守り、守られるという終わりのない「新しい関係性」の始まりに
気付くことではないかなと。

詳しくはこちらに書きました。

魂・霊と死後の生〜様々な思想〜 
「彼方まで続く新しい関係性」
http://www.lana-peace.com/2/2-3-036.html