2014年07月21日

救われ、新しく生きる命

2014年4月16日、韓国の珍島付近で沈没した旅客船セウォル号には、
高校2年生325人が乗っていらっしゃいました。
そして2014年7月17日、クアラルンプールに向かってアムステルダムを出発し、
ウクライナ東部ドネツク州で墜落したマレーシア航空の旅客機ボーイング777には
80名のお子さんが搭乗していたのだそうです。
「どうしてそんなに早く逝ってしまったの」という慟哭と共に、
悲惨な事故で亡くなったお子さんが、せめて今は心穏やかな状態に
いることができますように…と祈る気持ちであると思います。

先月読んだ『ブルーアイランド』※、
この本の中には1912年4月14日、北大西洋上で沈没したタイタニック号に搭乗し、
亡くなったウイリアム・ステッド氏が、交霊会で送り続けた膨大なメッセージが
収められています。
その中には、タイタニック号で犠牲になった方の霊は、一人残らず救いあげられて、
全員、精神的なショックからの回復に向いている場所「ブルーアイランド」に行き、
そこからそれぞれの場所へと向かったのだそうです。
ステッド氏のメッセージを読むと、
事故で犠牲になってしまった命は「必ず救われる」のだと、
強い確信が導かれるような気がいたします。

※エステル・ステッド編, 近藤千雄訳(1992)『ブルーアイランド』ハート出版

詳しくはこちらに書きました。
魂・霊と死後の生〜様々な思想〜 
「救われ、新しく生きる命」
http://www.lana-peace.com/2/2-3-035.html