練馬区の中里の富士塚の頂上と風の丘公園の展望台から
山頂から中腹までの裾広がりの美しい富士山を見ることができます。
富士塚のあとに公園に行くにはぐるっと住宅街の中を遠回りが必要ですが
地図上でみると、直線距離にして90mほどしか離れていない場所です。
富士山の手前に大きな鉄塔が視界に入るので
送電線が雪を被った山には縞模様のように入ってしまいますが
等間隔なので何だか楽譜の五線のようです。
そして送電塔の位置が変わると
富士山の雰囲気も変わってきます。
富士塚はこんな感じです。
現地看板によると富士塚の高さは12m、径30mで
明治初期に築造されたそうですが
文政5年の石碑があるので江戸時代にはその
原形があったと考えられているそうです。
江戸時代の富士講気分を追随するのも良いですね。
とても傾斜が急で足元の道幅が狭いので、
小さいお子さんはどうか気をつけて。
山頂に近づくと溶岩のような岩があって
山頂には小さな祠がありました。
山頂からは西側にこんな風に富士山が見えます。
この写真では空の淡い青と富士山が同化して
わかりにくいので
ズームした富士山はぜひこちらでどうぞ。
風の丘公園の展望台は
地面から展望台まで6段ほどの階段があります。
車椅子で上までいけないのは残念なところです。
スロープを付ければ良かったのにね。