2022年10月31日

おなかで音楽を聴く画家 ルネ・プランストー(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの指導者)

今年は8-10月、
新しく取り組む仕事の作業等が幾つもあって
猛烈に忙しくて、
なかなか落ち着いてLana-Peaceのエッセイを
更新することができませんでした。
それでも少しずつ準備は進めてはいたのですが
ひと段落付いたので、
今日、ようやくお届けすることができます。

これまでフランスの画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックについて
Lana-Peaceのエッセイでは7回にわたりご紹介してきましたが
今回はいよいよその最終回となります。
初回は今年3月下旬から登場しましたが、
実は今年1月初旬から準備を始めていたので
足掛け丸々10カ月、
特に英語の文献の量が多くて
読み込んでいくのは
筆舌し難いほどの大変さであったけれど
ロートレックに関して各種出版されていた
文献のおかげで彼の人間性について
特に小児期を中心に随分知ることができて
良かったなと思います。

というわけで今日はロートレックの絵画の師匠である
「ルネ・プランストー」について取り上げたいと思います。

ロートレックは8歳の頃に彼から指導を受けるようになり、
飛躍的に絵画の才能が伸びていったわけですが
プランストーは絵画指導以外にも
様々な面で少年ロートレックの心に
大きな影響を与えた人だと言えます。
その一つが、障害に屈服しない、
自由闊達な生き方ではないかと私は思います。

プランストーは生来耳が不自由だったのですが
「おなかで音楽を聴く」と言って
おしゃれをして颯爽と舞踏会にも出かけるような人でもありました。

彼の生き方を知ると身体にハンディがあろうとも、
そこで限界を定めてしまうのは環境や社会ではなく、
自分自身なのだなと改めて思います。

そして欠けた部分を嘆き他を羨むのではなく、
今ある能力を最大限に活かしていくことで
それはいつかビリヤードのキューで突かれた球の如く
新たな方向へ進み、
良き影響を拡散していくのだと思いました。
例えばプランストー自身が画家として大成しただけでなく
少年ロートレックの才能をいち早く見抜き、
指導者としてその可能性をどんどん育てていったように。

またプランストーが当時フランスの国立聾学校で
受けた教育について調べていくうちに
彼の同窓生、2人の大先輩の存在を知る機会も得ました。
ローラン・クレールと
フェルディナン・ベルティエです。

教育がどれほど人の可能性を広げていくものなのか
とても感じることとなりました。




詳しくはこちらに書きました。

Lana-Peaceエッセイ
病気と一緒に生きていくこと
「限られた能力に捕らわれない生き方
- おなかで音楽を聴く画家 ルネ・プランストー -
(アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの指導者)」
https://www.lana-peace.com/1/1-1-121.html
https://www.lana-peace.com

バラ「アイスバーグ」「コケット・ロマンティカ」, ビバーナム「フレンチホワイト」, 彼岸花(赤・白)

今日はいろいろなお花のご紹介。

バラ「アイスバーグ」
「コケット・ロマンティカ」 
ビバーナム「フレンチホワイト」
彼岸花(赤・白)です。

病気で外に遊びに行けないお子さんに
見せてあげたいなと思ってのせました。

けいこかふぇ
「いっしょにあそぼ おはな・しょくぶつ」
ばら「あいすばーぐ」「こけっと・ろまんてぃか」 
https://www.keiko-cafe.com/asobo/ohana/bara-hikarigaoka221001.html
びばーなむ「ふれんちほわいと」
https://www.keiko-cafe.com/asobo/ohana/v-fw-220301.html
ひがんばな(あか)
https://www.keiko-cafe.com/asobo/ohana/higanbana-220901.html
ひがんばな(しろ)
https://www.keiko-cafe.com/asobo/ohana/higanbana-220902.html
https://www.keiko-cafe.com