2020年07月24日

封印した涙の訳 ―重い病気のこどもと長く向き合う親の苦しみ

今日も明日もあさっても、
重い病気の我が子のために
いつも頑張る親でありたいと頑張ってきたけれど
そうした緊張の毎日がもう何カ月も続くと
人の心はだんだんバランスを崩していく。

一粒の涙がきっかけとなって、
もう今までの気丈な自分が
どこか遠くへ消え去ってしまいそうな気持ちになる、
泣くことによって今までの自分が歯止めなく崩れてしまいそう、
だから自由な感情や涙を彼女は封印してきたのでした。

その彼女がポロリと流した涙を知った時
ああ、どんなに彼女の苦しみが大きかったのだろうと思いました。
そこに凝縮されてきた時間はとてつもなく膨大な量です。

本人でなければたとえ家族であっても
本当の気持ちなどわからない。
まして第三者、他人には決してわからるなどとは言えない。
だけど、わかってほしいのではなくて
わかろうとしてほしい。
彼女の涙にはそういうメッセージがあるのだと感じました。

彼女が求めているのは同情とか憐憫を寄せるとか
優しい言葉で慰めてほしいとか、そんなことではなくて
我が子の病気に限らず、
困難な中で逃げずに(逃げられずに)
どうにか踏みとどまって頑張ろうとしている
そういう自分の存在と自分の生き様を
誰かに知ってほしい、そういうことなのだと思います。

人間らしく過ごしていくには
涙を封印する呪縛からは解き放っても良いと思います。
泣いたから気丈な自分が消失するわけではありません。
解放して、リセットして。
その繰り返しで前より一段一段ステップアップされていくのだと思います。

その親の軌跡を誰よりも一番近くで見続けているのが
紛れもなくお子さんだから。
人はいろいろ大変なことをどうやって乗り越えていくのか、
そのとても難しくて大切なことを
お子さんは赤ちゃんの頃から親の姿を見て学んでいる。


お子さん、少しずつ元気になっていけますように。

キツネアマダイ

今日は「キツネアマダイ」のご紹介。

病気で外に遊びに行けないお子さんに
見せてあげたいなと思ってのせました。

けいこかふぇ
「いっしょにあそぼ みすのいきもの」きつねあまだい
http://www.keiko-cafe.com/asobo/mizu/mizu-546.html
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