2019年08月03日

何度も質問する親の心の背景にあるもの ――目標を掲げて日々頑張りたいと願う母

「いつ頃、どんな回復が起こってくるか」、
病気のこどもの親にとって、
いつも気掛かりで頭から離れられない問いですね。
病棟で医師の姿を見かけると、
どうしても尋ねたくなる。
たとえついこの前、聞いたばかりだとしても。

もしかしたらこう思う医師もいるかもしれません。
「この前の説明をちゃんと聞いていなかったの?
 そんなに数日で大きな変化はないけれど。」

でも。でも。
もちろんちゃんと聞いていますよ。
親の理解不十分とか、焦りとか、
そういうことじゃないのです。


「目標を掲げて日々頑張りたいから。」

あるお母様のお話を伺って
そういうことなんだとわかりました。

元気になってこどもが退院できる日を
一日千秋の思いで待ちわびているから。
たとえ数日でも「あれからどうなった?」って
すごく知りたいから。
我が子にどういう病状変化が起きて
これからまたどう変化していくのか気になるから。
だから、尋ねる。


日々、変わっていく病状にあわせて
たとえそれがどんなに小さな変化であっても、
自分も目標を変えながら、
親としてこどものためにできることを頑張りたい……
だから、少しでも変わったことがあるならば
知っておきたい。
そういう彼女の思いに心がジーンとしました。