2018年08月04日

石倉貝塚 甕棺土器(縄文時代後期)

こちらでご紹介した「函館空港遺跡群」ですが
空港3階のオープンフロアで展示されていたもの中で
ひときわ目を引く美しい土器がありました。
そちら、函館空港遺跡群の中でも東端、
滑走路から外れたところにある石倉貝塚の「甕棺土器」です。
石倉貝塚は大型の盛土、柱穴・配石遺構を伴うところで
死者を弔う祭祀が行われた場所と考えられているそうです。

こどもを弔う甕棺土器のほか、
いろいろ調べてみると石倉貝塚からは
新潟県糸魚川産のヒスイの玉も出土しているそうです。

死者を見送る気持ち、弔う気持ちが
伝わってくるものでした。


詳しくはこちらに書きました。
Lana-Peaceエッセイ
アート・歴史から考える死生観とグリーフケア
「甕棺土器(北海道函館市 蔵)」
http://www.lana-peace.com/2/2-4-059.html

函館空港に行ったらぜひ函館空港遺跡群の展示をどうぞ!

2018年5月、函館空港を発つ際、出発手荷物検査の長蛇の列に並んでいると、
ふと見上げた上方に「函館空港遺跡群」の横断幕が!

DSC05588.JPG

慌てて3階のオープンスペースに行ってみると、
そこには同遺跡群から出土したいくつかの遺物と解説パネルが設置されていました。

DSC05586.JPG

出発前、お時間のある方、ぜひお立ち寄りになってみてください。
もちろん無料です。
展示品の数は限られているので、すぐに見終わってしまいますが、
飛行機の離発着する土の下に、
縄文時代の人々の暮らしがあったのかーとしみじみ思います。

posted by Lana-Peace at 12:07| アート / 歴史 博物館情報