2018年03月18日

信じる力が引き寄せたもの

入院中、お子さんの調子が今ひとつで
熱が出たり、いろいろある時、
もう心はいくつあっても足りないくらい心配……
どんどんネガティブな方向に考えて、
頭の中では悪い展開ばかりが浮かんでくる
そういう気持ちになるけれど
でも、そういう時こそ
こどもの治る力を信じるって大事なんだと思う。

あるお母様が教えてくれました。
元々は慎重でいろんな想定が頭に浮かんで
もう心配で心がはじけてしまいそうな人だったけれど
自分で考え方や価値観を変えるよう努力を始めてから
今は不必要な心配をしないで
とにかく我が子の治る力を信じて
医療者の行う治療に信頼を寄せて過ごすのだと。

お子さんが調子を崩してから1週間。
そうやって彼女は過ごしたわけですが
本当にお元気になったお子さんの写真を目の当たりにすると
信じる、信頼、それってすごく大事だなあと思いました。

アメリカでは祈りの効用についていろいろ研究発表されています。
祈られることによって患者の回復過程が有意に変化するのだと。
今回のお母様の場合、それに通じるところがあるのかもしれない。
気持ちの向け方によって物事に何か影響が起こるという意味で。
彼女は助けて下さい、と祈った訳ではないけれど
彼女は信じる、ことによって望む結果を引き寄せた。

信じることによって変わることって何だろう。
それはすなわち、親自身の表情、行動、言動が変わるのかも。
そこから生み出される様々な出来事によって、
それらに取り囲まれることによって
こどもは元気になっていくのだろうか?
信じるだけで、そんなに都合よくいくわけない、と思う人もいるかもしれない。
もちろんそこには、適切な医療の介入があったことは間違いない事実。
でも感染を契機に全身状態が急速に悪化しかねない状態だったお子さんなのに
にこやかに今、親の膝の上に座って過ごす姿を見たら…
そしてそのお子さんが、元々元気いっぱい溌剌と過ごしていたお子さんではなくて
余命わずかと言われていたお子さんだったら…
だからこそ、何事もなかったかのように穏やかな彼の笑顔を前にすると
親が子の治る力を信じること、医療者を信頼すること
それらのもたらす働きを頭ごなしに否定することは、私にはできない。
そしてやっぱり信じることの意味があるのだと、思わずにはいられない。

今週も彼らにハッピーなことが多くありますように!

安部恭弘氏 スペシャル・アコースティック・ライブ〜EMOTIONAL BREATH 2018『春はもうすぐ』in YOKOHAMA〜(2018/3/11)

先週末は横浜で音楽三昧の時間をすごし、3/11日曜日は
横浜のTHUMBS UPで開催された安部恭弘さんの
アコースティックライブに行ってきました。

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今回の安部さんのライブバンドは重久義明さん、吉池千秋さん、
松田靖弘さんが参加です。

さて当日演奏された中からいくつか……

稲垣潤一さんに提供された安部さん作曲の「Everyday's Valentine」
安部さんのギターの音色が悲しげに歌声に絡んで
しみじみ、いいなあ。。。

鈴木雅之さんに提供された安部さん作曲の「君」は
安部さんのイントロのギターに松田さんのフルートが
すごくぴったりで、その音色で部屋の空気を一瞬に変えてしまう感じ。
松田さんはサックス奏者として有名な方だけど
松田さんのフルートは心の奥の方に染み渡るような音色だから
私は好きだなあ。

春だけど演奏された「Summertime in blue」は
曲全体の間奏が大人カッコいい秀逸なアレンジになっていて
特に重久さんのキーボード、すごく良かったです。
ここ数年聞いていた鎌倉 鷗林洞ライブのグランドピアノとは
また違った趣きで、ハモンドオルガンみたいな音色で
重久さんの縦横無尽な演奏はもう、ド迫力でした。

「New York Night」は吉池さんの低音ベースが特に光って
きりっと引き締めて、横浜に居ながら
ニューヨークの裏道に瞬間移動したみたい。
そして吉池さんと言えば小田和正さんのツアーに
以前参加されていた方ではないですか!
ここ数年は鴎林洞のライブに通っていたので
吉池さんの演奏は聞いていなかったので、
わー、懐かしいし、すごく嬉しい。

当日は東日本大震災の7年目の日でしたが
安部さんはライブの前半とアンコールで
「自分の出来ることをやっていこう」
そういう思いを語っていらっしゃいました。
安部さんの「出来ること」、
それはライブの中で詳しく言及されてはいなかったけれど
やっぱりアーティストとして
良い歌を作っていろんな人の心に届ける、
そういうことなのかなあ。
当日の選曲の中に、それが現われているような気がしました。

アンコールで歌われた「Time is」
こちら作詞家の松井五郎さんから2012年の冬、ライブの話をいただいて
曲を作ろうということになって、できたものだそうです。
その「Time is」の中に次のような歌詞が出てきます。
「過ぎてゆくすべてを今は忘れよう
 どれ程癒しても悲しみは続くだろう
 傷ついた愛でしかその深さわからない
 何が見えるの これからの未来に
 途切れない不安を ぬくもりが埋める」(作詞:松井五郎)

そしてライブ本編の中で歌われた「明日」という歌、
私は安部さんのアルバムの中で見つけることができなくて
どなたかに安部さんが作曲して楽曲提供されたものかもしれないけれど
前述の「Time is」に呼応するような詩が出てきました。
「ああすれば良かったと思うこともあるけど
 迷いながらも歩いて行こう
 顔を上げて歩こう
 曲がりくねって景色が変わって
 それがいつか 明日へと続いていくのならずっと」
どなたの作詞なのかわからないけれど
すごく、すごく良い歌詞だなあって思って。
安部さんのあたたかい歌声に乗って届く歌詞は
それはまた格別で。

安部さんは自分が手塩にかけて世に送り出した歌を通して
それぞれのリスナーが励まされたり、癒されたり、元気が出たり……
そういう形が安部さんの「自分の出来ること」って
考えているのではないかなあと
ライブ終了後、横浜ベイサイドの夜景の中で思いました。

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花粉症で薬を飲んでいるため、のどが乾燥気味で声の調子を気にされていた
安部さんでしたが、お元気そうで安心しました。
ペールブルーのジャケットの胸元には銀色に光るブローチをつけて
(照明のせいではっきりしないけれどペールグリーンかもしれない)
星の模様のインナーと白いパンツに身を包んだ安部さんは
昨夏の鷗林洞のライブの時より、心なしかどこか何か
吹っ切れたような感じがしました。
 
今年はデビュー35周年、安部さんのこれまでの曲は
今聞いてもすごくカッコいい。
安部さんの歌を聞き始めた当時
まだ中学生だった私は随分背伸びして聞いていたんだろうか、
とか思ったりして。
安部さんの歌と共に当時の自転車通学の道を思い出す。
でもいいな、って思うものが何十年経っても
やっぱりいいなって思えるなら
その「いいな」は本物の「いいな」だったのだろうと思う。
安部さんの才能を存分に発揮して、ご活躍していただきたいなあ。

現在手掛けられている最中の新しいアルバムの中から
「eternity box」という曲を歌われましたが
安部さんのバラード、とてもとても良かった。
これから発売されるアルバム、すごく楽しみです!
posted by Lana-Peace at 17:24| アート / 歴史 音楽