2017年12月26日

いろいろな小田さんの思いが込められたTBS「クリスマスの約束 2017年」

小田和正さんのピアノのイントロとバイオリンと共に
珠玉の歌声「言葉にできない」で始まった2017年のTBS「クリスマスの約束」。

出演されたアーティストのパフォーマンスはどれも素敵だったけど
誰かを励ましたり、追悼したり、そういう小田さんの気持ちが
今回は随所に溢れたものでした。

「手紙にかえて」は古くからの友人である財津和夫さんから
2009年に頼まれて小田さんが作詞・作曲されたもの。
小田さん曰く、財津さんは時々思い出したように小田さんに手紙をくれるそうで、
その手紙を読むと小田さんはいつも嬉しくなるのだとか。
それで、その手紙に返事をするようなつもりで書いたのだそうです。
ピアノソロで小田さんがしみじみ歌われたその歌、
きっと財津さんへの応援の意味もあったんだろうなあ。
今夏財津さんは病気のため、急遽コンサートを中止して治療に専念されていたから。
今回「クリスマスの約束」のナレーションはずっと続いていた某女優ではなく
財津さんだったけれど、財津さんのあたたかい声と語り口は健在で、
あー良かったって思った。きっと小田さんなりの励ましもあるんだろうなあ。
「まだ一緒にステージに上がれなくても、できることで頑張ってほしい」って
そういう気持ちで選曲して、ナレーションもオファーしたのかなあ。

「手紙にかえて」の小田さんの作詞された詞の中に次のフレーズが出てきます。
「梢の隙間に 青空がのぞいてる 
 気づかないうちに 雨が止んでいたんだ 
 僕らのあの悲しみも こんなふうに 
 いつのまにか すっと消えてしまえばよかったのにね」

病気で思うような時間が過ごせなくて、下ばかり向いていたらわからないけれど、
顔を上げると見える梢の隙間に見える青空、
そこに気付けるかどうかに、
きっと生き方の違いが出てくるんだろうなあと思いながら
小田さんの歌声を聞いていました。

そして随分懐かしい1976年のオフコース時代の歌「歌を捧げて」も歌われました。
小田さん曰く当時オフコースとして活動していた小田さんは「赤い鳥」と
ジョイントコンサートをしており、そのために曲を書こうと思って作ったとのこと。
当時の歌詞は1番しかなかったけれど、2000年の年末カウントダウンコンサートでは
歌詞を2番まで足して、元赤い鳥のメンバーの山本潤子さんに歌ってもらったというこの歌。
今回の「クリスマスの約束」では松たか子さんがメインボーカルで
小田さんがコーラス、ギターで歌われました。
潤子さんが17年前に歌ったこの2番の歌詞の中に
「夢いつの日か消えていっても あなたはいつまでも心の中
 さあここへ手を伸ばして あなたは少しだけ疲れただけ
 私の歌すべて あなたにあげる」とあります。
2014年から音楽活動を休止されている潤子さん。
のどの不調と伝えられていますが、その年の春にはご主人が急逝されたこともあり
いろいろな理由が重なったのだろうと思いますけれど、
小田さんはそんな潤子さんにエールを送りたい気持ちで選んだのだろうと思いました。

また、今年3月他界されたムッシュかまやつさんが
2004年「クリスマスの約束」に登場された時の場面が出て
かまやつさんのメドレーを歌われました。
ムッシュも天国からやってきて、一緒にステージで歌っていただろうなあ。きっと。

最後には小田さんが「the flag」を歌って終えられました。
こちらも大切な方へ送られたもの。
小田さんを長年ずっと支えてきたスタッフの一人が今年他界されたそうで
財津さんのナレーションは「この曲が彼の元に届きますように」と
小田さんの気持ちを代弁されていました。
そして「音楽は一人ではできない。奏でてくれる人、
ステージを作ってくれる人、込められた思いを受け取ってくれる人、
多くの人によって育っていく。」とも。

小田さんが「クリスマスの約束」を始めた時のコンセプトが
「アーティスト同士がお互いを認め、愛し、尊敬すること」
人間だからアーティストも時には病に倒れたり、
人生を閉じる時も来るけれど、
そういう人たちのことを励ましたり、
そういう人たちの活躍を讃えたり、
そういう小田さんの人としてのあたたかい気持ちが溢れていた
「クリスマスの約束」でした。

今年古希を迎えられた小田さんが、来年挑まれる全国コンサート、
小田さんのサイトで発表されていました。
嬉しいなあ。行かなくちゃ。
そしてお身体と心を大切に、いつまでも輝いていてほしいなあ。
posted by Lana-Peace at 12:43| アート / 歴史 音楽

真理に立ち返って生きる力を得た少年

今日はとても嬉しい。
すごくすごく嬉しい。
東京の空は雲一つなく、青く澄み渡っているのだけど
そんな清々しい気持ち。
なぜならYくんのお誕生日だから。
2カ月とちょっと前、Y君のご両親はY君に残された時間が
ほんのわずかだろうと医師から告げられた。
ご両親が選んだのは医療機器に囲まれた
先進的な医療が受けられるICUではなくて
そばで落ち着いてゆっくり過ごすことのできる病棟での時間。
ご両親が目標にしたのはまずは1週間。
どうか週末が越せますように……って。
そんな風に心の中で願いながら。
彼等が過ごした時間は絶望と悲壮感漂う時間ではなく
とてもとても心あたたかな時間。

もちろんそこにはご両親の覚悟があったからできたこと。
悲しい涙の時間でY君の人生の時間を包むのではなくて
あたたかな時間で彼を守っていこうって
覚悟を決めたからだろうなあ。

Y君のご両親は今の一瞬、一瞬を大事にしていった。
そしていろんなことに感謝して、いろんな喜びを感じていった。
「目の前にもうある事や物や人を大切にしていると、
自然と良い未来が向こうからくるのかもしれません。」
お母様のメールにはそう綴られていた。
手のひらの上にある幸せに気付ける人は
手のひらの上にもっともっと幸せが舞い込んでくるんだろうなあ。
幸せを引き寄せる力を持っているのだと
彼女の姿勢、発言から私はいつも気付かされる。

週末を越せますように……
そう願い続けて、迎えた今日のお誕生日。
ああ、なんて素晴らしいんだろう。

この前、病室を訪れた時、Y君に声をかけたんだ。
「Yちゃん、あなたは本当に素晴らしいよ!」って。
足をもぞもぞしていたから、気持ちは届いたかな。

Y君ご一家にたくさんの幸せとあたたかな時間が
これからも積み重なっていきますように。

人は変わる。
変われる人は強い。本当に強い。
医師からの説明で凍りつきそうな心のままで
ご両親がもしも、とどまっていたら
きっと今のY君の時間はないだろう。

Y君、あなたのママは
あなたがこれまで歩いてきた道にお花がたくさん咲きますように…
そういう思いであなたとお別れになるかもしれない時間をスタートしたんだよ。
でも、今は看取りの時間なんかじゃないね。
あなたのとても大切な人生の時間。
看取りなんていう形容詞はちっとも似つかわしくない。
あなたの人生にはお花が咲くどころか、
世界中のいろんなところから祝福してくれる神様や天使が集まって
あなたを支える不思議な力があなたを包んでいるようだね。

Y君、お誕生日おめでとう。
本当に嬉しい。
あなたの命はキラキラしている。
他人はこれを奇跡と呼ぶのか?
いや、世間一般では「奇跡のようだね」と言うのかも。
でも奇跡なんかじゃなくて、現実。
じっとしていたらたまたま、夢のようなラッキーが起こったのではなくて
Y君とご両親とお兄ちゃんがみんなで一緒に手にしている現実。

高血圧に関係あるレニンという酵素の遺伝子の解読に成功し、
イネの全遺伝子暗号解読も行われた村上和雄先生は
この世界は科学だけでは解明のつかない
「サムシング グレート」によって司られていると説かれている。
そして人間の遺伝子はスイッチがONになっているものと
OFFになっているものがあって
自分の気持ちや行動によってその働きをスイッチONにできるのだと。
Y君のご家族の関わりはきっと悪くなる方向へ進むスイッチをOFFにして
良くなる方向へ進むために必要な遺伝子のスイッチをONにしたのだと思う。
そう考えるとやっぱり奇跡なんかじゃない。
人間の身体の本来有るべき望ましい姿、
真理に立ち返るためのサポートを
ご家族はやっていたことになると私は思う。
Y君の生きる力、それが神々しく見えるのは
そのせいかもしれない。

小さなこどもの生命力は、本当に深い教えに富んでいる。

給油車

飛行機に燃料を届ける給油車、
飛行場地下のタンクから吸い上げて届けるシステムは
本当に良くできているなあ。


病気で外に遊びに行けないお子さんに
見せてあげたいなと思ってのせました。

けいこかふぇ
「いっしょにあそぼ のりもの(りく)」きゅうゆしゃ
http://www.keiko-cafe.com/asobo/norimono1/kuruma-87.html
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